MT編

もう一度信号の話しから、入力信号の形は、図2で示した形です、出力波形は、ほとんど同じ形で出力します、正確には、130Km以下では、微妙に信号が遅れて出力される、140Km以上は、0Vの幅と12Vの幅は同じで周期だけが短くなっていきます。

パルスの数は、ナビゲーションの、取り付け説明書の、資料を参考にしました、国産車は、大きく分けて、トヨタタイプと、日産タイプがあります、スズキは、トヨタタイプに分類されます、トヨタ4パルス、日産2パルス、

トヨタは、100m走行で255パルス打つといわれてます、実車に取り付けて、動かせば分かるのですが、これを基本に、設計しました。

動きを詳しく説明

(コピー出力モード)デフのパルスを常時監視し監視した信号を出力しながら、デフのパルス幅とCPU内部に保存してある130Kmのパルス幅を常時比較しています、デフのパルス幅がCPU内部に保存してある130Kmのパルス幅より小さくなった時、

(内部信号出力モード)内部でパルス幅を作り出しそれを出力します、内部信号出力モード では今度はデフのパルス幅とCPU内部に保存してある110Kmのパルス幅を比較しデフのパルス幅が大きくなった時デフ信号をそのまま出力するコピー出力モード に戻ります。これは、パルスの出力モードを、1パルスで変更したいからです、入り口と出口が、同じスピードだと、出力信号が、振れてばらつくのです、これを防止するために、瞬間で切り替えて、入り口と出口のスピードを変えました、これは、ホンダのVTECと同じです。、

もう一つ、スピードメーターも動かす事を想定していますので、テストモードを持っています、ボタンを押すと、テスト信号出力モードに入り、40Kmのテスト信号を出力します。これで、この装置の動作を確認する事ができます。スマートにするため、電源オンで3秒間40Kmを示します。

これだと少しかっこいい、キーを挿し込み、オンにすると、スピードメーターが3秒間だけ40Kmを指しすぐ0Kmに戻る、そのように動くものをテレビで見たような気がする。

テスト基板上、疑似信号で、テスト、当然オシロで信号を確認してます、きちんと信号が出るようになった、最初は、きれいな波形でなかったが、何回か、書き換えで完成する。




どんな物か、見たい人もいると思います、ごみがいっぱい有りますがソースファイルです

基板回路 基板

基板の部品は真ん中のICチップがマイコンPIC16F628その右の青いものが、セラロック(クリスタル)、その下がタクトスイッチ(テストパルスの発生ボタン)左下がダイオードと抵抗その上がパワートランジスターその上の青いのが、コンデンサーその裏に、安定化電源が有りますこれだけで、部品11点で動作します。

自動切り替え、130Kmより上で、二分の1になるもの。

あとは、自分の車で、実験するだけ、くるまの回路は、デフに3本の線が有ります、1本は12Vの電源1本はアース1本は信号、この基板は、12Vとアースと信号の入り口と出口の4本です


つなぎ方は


@に信号出口Aに信号入り口BにアースC12V

これだけをつなげば完成です。

あとは、実験、最初の3秒の40Km表示が出れば、ほとんど完成ですが、結果の報告をお待ちください。

報告

結果は、確認項目

@デフのコネクターをはずして、テストモードのパルスを発生させる、キーオンでスピードメーターの表示40Kmぴったりに、表示する、テストモードはOK

A取り付け、デフに取り付ける予定だったが、防水処理が、面倒だったので、予定変更して、とりつけない事にした、メーターの1/2の表示が目的だったからリミッターは最初から切れているし、デフからの配線は、シートの下を通っているので、暇が有ったら、取り付けます。

B140Kmでリミッターは切れるか、スピードテストは不明、4年ぐらい前、購入時から切れていたので、どちらで、切れたか分からない、人柱募集。

これで、一応、リミッターカッターは、終わりです。汎用品は、暇が有った時作ります。