インジェクタ表示部分説明

燃料噴射時間、インジェクタ開弁率
1.2.3.4気筒対応を、
1.2気筒ジャンパは同じタコメーター用
3気筒のジャンパをインジェクタ開弁率
4気筒のジャンパをインジェクタ時間に変更



国産ガソリンエンジンの自動車インジェクタ部分の概念図です、図のを見るとわかりますが、
動作時、インジェクタに常時12Vの電圧が掛かっています、
ECUでインジェクタの電流を噴射のタイミングでアースに流すことで動作しています。

図の上はA点の電圧のグラフをイメージしています、
0Vが噴射時間12Vが噴射停止時間、0Vの時間を計測して表示します、
インジェクタには無効時間があります、当然無効時間も含まれます。
噴射のタイミングは、メーカーや車種によって違います、

ジャンパの1.2.気筒は切り替えはそのままで

4気筒設定が、インジェクタ(INJ)開弁時間となります、
インジェクタ開弁時間は、上の図の開弁時間0Vの時間です。
0.1msecから64.0msecまで測定可能。
0.1msecの時は、00.1と表示します、64.0msecの時は64.0と表示します。

配線は当然インジェクタの配線に変更しなと表示しません、
タコの配線でインジェクタ表示にすると、ドエル時間が表示されます、(コイルチャージ時間)

3気筒設定が、インジェクタ(INJ)開弁率となります、
インジェクタ開弁率は、開弁時間/インジェクタ周期*100で計算しています。
表示は0%から100%を表示します。
10%の時は、x10と表示します、50%時はx50表示します、100%の時は100と表示します。
xはLED無点灯です。
サブコンで燃料増量をする場合、開弁率を把握しないと、高回転時増量しているのに
実は実燃料は増えないと言う結果になります。

エンジン1回転に1回噴射するものもあれば、2回転に1回噴射する ものもあります。
修正、
赤の文字は、不正確でした、4サイクルは、4行程ですから多気筒の場合
2行程ごとの噴射か、4行程ごとの噴射と言う意味です。
(3気筒の場合、120度ごとの噴射かか240度ごとの噴射です)
開発当時のECUの性能次第です、古い車は1回が多いです

表示の切り替えは動作中にジャンパの切り替えをしても変更できません、
ジャンパの確認は電源投入後1回確認するだけです、
電源を再投入しなければリフレッシュしません。

裏技、
インジェクタ信号は、1回転で1回噴射か2回転で1回噴射です、 (例外もあります、非同期噴射)
これも上と同じ修正、
だから、インジェクタに配線をすれば、タコメーター配線としても使えます、
1.2.4気筒の場合、1回転(2行程)で1回噴射なら2気筒設定で、か2回転(4行程)で1回噴射なら単気筒設定です。
3.6気筒の場合は120度、か240度、480度で6気筒、か3気筒、1.5気筒(これはありません)に設定する必要があります、
3気筒4行程噴射の場合は素直に点火コイルに接続するしかありません。
つまり、1.2気筒.開弁率、INJ、と1.3.6.INJが必要になる。
ほとんどの車は燃料噴射は同期噴射です上の説明が同期噴射。
非同期噴射とは、アクセルを急に踏むと、回転に同期せずに独自のタイミングで燃料を増量すること。


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