LED電球対応、可変周期ターンシグナルリレー(ハイフラ防止リレー)

  タイトルどうり発光ダイオードに対応して点滅周期をボリュームで変えられるウインカーリレー
まず、カプチーノのターンシグナルリレーの写真から、後で調 べた結果、
アルトワークスも同じリレーを使っていました。
リレー本体
  次に内部の分解写真、良く見たら点滅出力ピンの付け根がはんだ割れしていて、
ぐらぐらでし た(修理しました)。
内部リレー
部品の名前は、縦長の黒い部品のICは(OMRON 4N02)多分タイマーIC、
コンデンサー(50V 3.3uF2本、K2201本)ダイオー1本、抵抗3本、

つぎはダイハツミラノターンシグナルリーの写真
ミラ

内部の分解写真この角度からは見えませんがコイルの下にICが有ります。構成部品は、ICの 形が違うだけでほとんどオムロンと同じです。

  カプチーノはケースも中身もオムロン製、ダイハツミラはケースはデンソー製中身は電磁リレーが露出してメーカーは不明、
中身の回路はタイマーICを利用して点滅の周期を制御しているようだ、外部端子は3本、12V、アース、点滅周期出力端子です。
点滅周期出力端子にウインカーレバーのスイッチが入れば、そのスイッチを信号にリレーの点滅出力信号のオン、オフが始まります。
ここで後で分かりますが、個人的に勘違いしていました。

最初に作った回路、マイコン12F675を使って周期を作ります、
旧回路



新リレー


新リレー組み込み

完成した基板の回路は、カプチーノのリレーのスペースが有ったので(有ったから作ったのだが)ケースに納まるようにできました。

最初の回路どうり完成、机の上では、電圧を掛けると点滅します、ボリュームを回すと点滅の周期も変化します、完成です。
次に車に付けました、おかしいです、リレーの内部電磁コイルが、いつも動作しています、ウインカーのスイッチに関係なく動作しています
取り付け前はデンソーのリレーを代わりに付けていましたがウインカーのレバーに連動して、内部リレーが動作します、
ここで自分が勘違いしていた事に気づきました、
可変の範囲は最大周期が、3秒オン、3秒オフ、から、最小周期は、電磁リレーの反応速度まで電流の負荷によっても変わりますが、
0.25秒オン、0.25秒オフの周期で可変できます。
オン時間とオフ時間は同じです。

  ノーマルのリレーは、ウインカーの1個所でも球切れすると、点滅の周期が変化します、これは点滅周期出力端子が負荷(電球の球の消費電力)を監視している のです、だから負荷の有る無しで内部電磁コイルの動作も制御していたのです、

私は3本の端子の12Vでリレーもウインカーと同時にオン、オフを制御していると勝手に勘違いしていたのです、車側を改造すれば、このまま取り付けできま すが、車はあまりい じりたくないので、マイコンで対応する事に決めました、マイコンでも点滅周期出力端子の負荷を調べれば良いのです、点滅周期出力端子にダイオードで保護 して、マイコンに信号を入れます、マイコン側では、このピンはプルアップしています、
点滅のスタートは、このピンが0Vになった時電磁コイルの動作をスタートさせます、その後、プログラムの中のゲートを変えて、電磁コイルの動作を停止させ るのはの、このコイルはオン、オフを繰り返しています、オンの時は出力端子は当然12Vです、オフの時は、マイコン内部でプルアップしているので、負荷が 有るのか無いのか判断できます、0Vなら負荷有り周期継続、12Vなら負荷無し周期終わり電磁コイルの動作停止になります。
下の回路が、新しい回路です、TURN OUTの出力に線が一つつながってます、これで、ウインカーのオン、オフを感知します。
新回路

配線を付加して、プログラムを修正して、車に付けました、まともに動作します、リレーのケー ス穴を空けてますので、車に付けてたま ま、ドライバーで点滅周期を変更できます、周期は1秒間に2回から、6秒に1回ぐらいの可変できます。

  プログラムの説明
マイコンには、常時5Vの電圧がかかってます、
マイコンの6番ピンが、電磁リレーの出力端子を監視して、ウインカーのレバーのオン、オフを、感知します、
6番ピンが5Vなら、監視の継続、
6番ピンが0Vなら電磁リレーを動作させ、出力端子に12Vの点滅周期の電圧を出力、
点滅周期のオフの時、6番ピンの電圧監視
    5Vの時周期継続
    0Vの電磁リレーの動作停止、出力端子の12Vの点滅周期電圧の出力の停止、
プログラムの最初に帰る。

2段のループがいつも回ってプログラムが動いてます。

部品の販売します、書き込み済みのpicチップ1個、1500円です。
リレー無しで、部品全部の場合は2000円。

注意
基板はフリー基板です、プリント基板では有りません。

戻る

ホームに戻る