1_単気筒動作の基本。
基本の基本
横型カブ系12Vの点火信号センサーはクランク軸にあります。
4サイクルエンジンは4行程有ります、
燃焼、排気、吸気、圧縮、
全行程 720度です、360度では有りませんよ。(重要)
720度(クランク二回転で)1サイクルです。
2気筒の場合1行程が720度ですがピストンが2個有るので
360度ごとに交互に燃焼します、
1回転がだいたい同じ時間で回転していきます。
単気筒の場合720度で1サイクルです、ピストンが1個ですから
720度ごとに燃焼します、
では360度ごとの時間を計ればどうゆう数値になると思いますか、
上死点は圧縮の最後と排気の最後の2回です、
燃焼(力の出力)、排気の時間と吸気、圧縮の時間は
明らかに燃焼、排気の時間が短く、吸気、圧縮の時間が長いです、
点火のタイミングは吸気、圧縮の時間に有ります、
時間計算も吸気、圧縮の時間だけを利用出来ます。
マイコンで計算する場合2回転前の周期を計算に利用するのは
このためです、
一番最初これがわからずに随分悩みました。
考えてみれば当然のことです。
昔はカムポイントなど信号を検知するものもありましたに付いていました。