ジョルカブノーマルから自作CDIに変更のキャブセッティング

MYジョルカブは80CCボアアップでヘットは6Vヘットカムは41番ノーマルカム、
キャブはチャイナPB18もどきです、

変更前のキャブセッティングはスロージェット38番メインジェット80番で
ニードルグリップまん中、燃費が40Km/Lぐらい。
ドライブスプロケットは14から16に変更
平地での加速感は65Kmぐらいまで素直に加速その後ゆっくり75Kmぐらいで終わり。
下りはメーターの壁まで。

変更後のキャブセッティングはスロージェット38番メインジェット82番で
ニードルグリップまん中にワッシャ1枚プラス、燃費が38Km/Lぐらい。
ドライブスプロケットは14から16に変更
ノーマルCDIの時より、キャブの仕様の変更に敏感になる
ノーマルCDIの時は、メインジェットが78、80,82、のどれを付けても微妙な変化しか無かったが
進角させると出力空燃費を要求するようで少し濃い目の燃料になる、
最初はメインジェット90からセッティングを始めた、90は濃すぎ
85で少しまともになる、
82ではトルク感が出る少し濃いかなぐらい、
80は薄すぎ最高速が明らかに落ちる、
前のノーマルCDIの時はメインジェットが2番ぐらい変わってもほとんど変化しなかったが
いまは実走行の体感でわかるようになった、
進角させると中間で引っかかるような加速をする時はニードルを濃くする必要がありそう
ニードルも燃費を稼ぎたいので薄くしたいので
平地での加速感は75Kmぐらいまで素直に加速、その後微妙にゆっくり80Kmまでで終わり。
下りはメーターの壁まで。測定不能。

セッティングは、CDIのボリュームを狙い撃ちして5500を28度前後、8500を30度ぐらいに固定して
これでキャブをセッティングした後ボリュームで微調整又は最大進角を出せる所をねらった方が簡単なようだ。

NO_2
寒くなってハーフスロットルで引っかかるような息継ぎが出るようになったニードルをワッシャから
グリップを一段下げる。(CDIを取り付ける前はニードルグリップまん中だったが、CDI取り付け後、
冬のグリップ段数は2段下げた、低回転のトルクは明らかに太くなった、前の中間域の燃料は薄すぎたようだ。)
メインジェットも85にする。
自作CDIの試験を最初からイリジュウムプラグでテストしいていたが、ノーマルプラグに戻すと、
始動性があまり良くないことと冷間時のアイドリングが不安定だったことを確認する、
今のコンデンサの容量を0.47マイクロファラットから臨時の対策として
今は部品が無いのでコンデンサの2個つけの0.94マイクロファラットに変更したら始動性とアイドリングが改善した
1マイクロファラットのコンデンサの部品の手配中。
ニュートラルでの空吹かしで特定の回転でレブリミットが掛かるような現象出ている現在確認中。

NO_3  10/9
前回ニードルを2段階濃くして、燃費を測定したら燃費最悪32/Lキロで、前回の39/lより悪くなった、

原因は緑の丸の点火時期が急に変化するところで、(アクセル開度1/4のところが)セッテングがでないから
ここをスムーズにするとニードルが2段階上がる3速カブの所でも書いたが、
低回転でアナログ遅角の制御を取り入れて滑らかに点火時期が変化するように抵抗とコンデンサをいれて
動作確認だ。

簡単な回路です。
ニードルを元の2段階薄くしてアナログ回路の黄色のボリュームを変化させて
アクセル開度1/4をスムーズに動作するように今度はニードルで調整しないで、進角で調整する。

(中速域のニードルセッテングは燃費におおきく影響する、燃費を良くしたいならニードルで
燃料を薄くすれば燃費が上がる、カブエンジン80CCボアアップ、チャイナPB18キャブなら
ニードル1段上下に動かすと低速巡航で平均燃費5Km/lぐらい変化する。
低回転で点火時期を変化させることができれば、燃費も良く出来るかもしれない。)
高回転ではパワーを上げるために燃料を濃くして、低負荷では燃料を薄く出来れば
燃費とパワーを両立出来そうだ。
  燃費とパワーの両立について
パワーは普通にアクセル全開の時の出力です、これは最高エンジン回転数、点火時 期と空燃比で決まります
最高回転数はエンジンの内部の問題ですから、おいといて
現状のエンジン状態として自作CDIとキャブセッテングで可能です。
点火時期を固定してメインジェットを交換しながら一番出力の出るメインジェットに交換し
今度は点火時期を進めたり遅くしたりブローに注意して最適を 探って行くことです。
燃費を求めるとは、巡航できる最低の出力(最小の燃料を最大 の効率で燃焼させる)
これを実現することです、この場合アクセル開度1/4以下の加速を期待してはいけません、燃費のための
アクセル開度ですから、調整はニードルをめいっぱい薄く出来るとこを探すことです、
ニードルのグリップを一番上にして、アイドリングを調整して、普通に走行、今度は低回転で
点火時期を下げながら急な坂道を走行しエンジンの調子を見ながら一番燃料の薄いところと
アクセル開度の小さいところを探しながらニードルグリップ位置を調整。
後は、満タン法で平均燃費を計りながらニードルグリップを調整すればOK。
アナログ点火時期制御で低回転でも点火時期が調整できれば燃費も期待できます。



キャブセッテングのイメージ
赤カーブ線は、ノーマル進角のパワーの線、キャブの燃料の濃さは一番薄い1の点で調整してある、
緑の線は進角の余裕のある場合、進角させると少し濃い場所にパワーが出る場所がある、
ノーマルで進角させても1の場所だと、前と同じ体感でパワーのアップを体感できないが
少しジェットを濃くすると体感できるようになる。
進角を大きくすると、外気温の変化でピークの場所が前後で変わる。


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