第2 1万回転オーバーのCDI製作記録、
前の案が行き詰まって、CD90の電子式の件を思いだし、CD90で動作するなら
何か方法があると考えました。
CD90の電子式CDIを参考にして、
もう少しレベルアップした1万回転オーバーのCDIを試すべく
電子式も試すことにしました、
キタコのレーシングCDIは3000回転以下は固定進角で
3000回転以上はセレクタで進角を選びますが、
私のと似たような構造だと思います、
これを見ていて、これにCD90の電子式を組み合わせれば
アナログ回路を削除して、フルデジタルでできそうです、
CD90の電子式は、アナログ回路を使わないようです、
ではどの用に点火時期を調整するか?
他人のページを引用 CDIの仕様の違いですが、
C50 BTDC27°/1,700rpmで固定進角
C50CM BTDC11°/1,700rpm => 22°/3,100rpmに進角
=> 4速時
20°/7,700rpm(リミッター)
C90 BTDC15°/1,700rpm => 2,000〜3,000rpmに0°〜13°進角(電子式)
これを参考に推測すると、
CD90の最大進角は28度、パルスセンサもフライホイルも同じだと思うので
思考過程をばっさり、はしょると、
たぶんフライホイルの鉄プレートの信号波形の山の長さを測定し
私の測定したオシロの画を見ると、ジョルカブはプレートの長さが20mmある
信号の山は半分位あるから13度ぐらいに相当する、
この長さを測定して、プレート先頭の角度から、
2000回転までは、山の最後の切れ目で点火、固定進角BTDC 15度
2000から3000回転まで山の頭と尻尾を序しょにずらして点火BTDC、15から28度
これでこの電子式進角が完成。
これに既存の進角プログラムを合わせれば完成、
前回の、試作10000回転オーバープログラムは、2系統の信号を入れ替えて
作成していました、23度の進角の位置は常時固定しているのでいいのですが
アナログの波形は、今何度か不明で予想で作成するのが難しい、
パルス信号の強さで変化するし、不明な点がおおい。
その点、電子式はプレートの先頭から13度程度遅角するのがわかっているから
1系統の信号で作成でき、切り替えが不要だから、プログラムが楽、
割り込みタイミングが一つ減ると、精度が上がる、
欠点は、パルスセンサの電圧が弱いと信号を感知しないのがつらい、
販売中の10000回転以下CDIは信号感知が電流型だから
センサに関わらずどれでも動作する、
電圧型は、センサの電圧が低いと動作しないこと。
動作は2000回転まで固定進角ジョルカブはBTDC10度程度(最大進角から-13度程度)
2000から3500まではBTDC10から23まで32階調で進角、
3500はBTDC23度、5500で最大BTDC45度まで(23+22=45)、
8500同じ最大BTDC45度23+22=45)まで22度を任意に進角できる、
10000回転もオーバーすると思う。(確認中)
(ジョルカブは最大進角22度だが23度と表記してあるのはコンデンサの遅れ分がなくなるから1度速くなる。
この考え方で、最新のCDIは作成しています。
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