スズキ4AT用(3AT対応、MT対応)
新しいK6Aのエンジンをのせた
ケイ、アルトワークス、アルト、エブリイワゴン、ワゴンR、MRワゴン、
など4速AT(3速も対応)のリミッターをカットするものです (AT用)

スピードリミッターカッターの基本構造

***    回路の説明
    内部電子回路は私の車カプチーノMTと同じです。
    内部のマイコンプログラムを変更しています。

***    リミッターカッターのAT取り付けの注意事項

このページにこられた方はご存じだと思いますが、現在スズキ新型車の4ATのリミッターカットは販売されていません、
現在のスズキの車は、エンジンコントロールECUとATシフトコントローラーが一体になっています、
一般に販売されているリミッターカッター(出力パルスを半分にして見せかけの速度を1/2にする)でリミッターが切れなくなりました、
AT制御と、ブースト制御のからみで、微妙な速度で設定しなければならないからです。

ATミッションを搭載する車に取り付け可能な車種は、K6Aエンジンを搭載する車です。
(ダイレクトイグニションのF6Aエンジンも、新型の車体に搭載されるものは取り付け可能です。)。

***古いタイプのF6Aエンジンの車には取り付けできません。
カプチーノAT、旧F6Aのエンジンの付いている車には対応しません、
スピードパルスの信号を2本の線で伝達するタイプは対応しません。


*** スズキの、ATのリミッターの仕組みは
ターボ付きの場合(NAでは1段目が有りません)
1段目、125Km/h前後で、ターボの加給圧を低下させて、エンジンの出力を落とします。
2段目、130Km/h前後で、インジェクターの燃料噴射を2回に1回休むことでスピードを制御します。
上の速度で、前後と書いたのは車種によって違いが有るようです、

***    このリミッターカッターの特徴は、

4ATに対応させるため、MT用に比較して115Km/hから135Km/hの設定を2.5Km/h単位で細かくしました。
幅を持たせているのは、マイコンのクロックが、初期値で誤差が有るので、幅を持たせてあります、
また、MT用は、4ATに付けられない訳では有りません、
スピードリミッターカットの1段目のブーストが落ちることを防ぐ装置を付けたら、125Km/h近くで設定すれば動作します。
正確に設定するため、細かく設定できるものを、4AT用に修正して別の商品にしました。

***MT軽自動車、との違い、
MTの場合では140Km/h以下の速度に設定すれば、
30Km/hの設定でもリミッターはカットできます。

***ATの場合は注意が必要です、
ATミッションの変速速度がスピードパルス信号がに依存しているからです。

これが、ケイ4ATの変速パターンです

2−1.1−2.3−2.2−3.4−3.3−4と一番上に並んでます、
2速から1速にシフトダウンする、1速から2速にシフトアップする、
という意味です、
下の数字が速度
縦の数字がアクセル開度です、

*例*
  自分の車で100Km/hで巡航しているとします、
その時アクセルを全開にすると(上のグラフでも解るように)変速機構が動作して、
1段下のギヤに切り替わります、この1段ギヤが変化することが危険につながります。

*危険な例*
例えば、リミッターカッターを100Km/hに設定しているとすると、
リミッターの速度信号が100Km/hまでしか出力しないから(リミッターにかからない)、160Kmで巡航できます。
(ハーフアクセルの時は4速で巡航しています)
その状態で、160Kmで巡航しています、
その時アクセル全開にすると、ECUには100Km/hの
信号を入力されていますので、ECUがギヤを1段下げる司令を出します。(上のグラフ参照)
この時エンジンは、オーバーレブします。

これを避けるため、変速機構が影響しない速度(その速度で走行中にアクセル全開でもギヤが1段下がらない、上のグラフでは110Km/h以上)で設定しな ければなりません。
理想は、全開で3速から4速にシフトアップした後の速度です。(上のグラフで は、125Km/h以上ぐらい)
140Km/hでリミッターが動作するなら127Km/あたりで設定しなければなりません。
適当な速度設定をすると、エンジンブローの原因になります。

しかしスズキのターボエンジンは、125Km/h前後を超えると、加給圧が低下するように1段目の速度リミッターがかかります、
これを防ぐために、125Km/hから130Km/hの間にリミッターカッターの速度を設定しなければなりません。
これまでのリミッターカッターは、100Km/hから140Km/hの速度設定が10Km/hだったので、
対応できない場合が有りました、
プログラムを変更して、80Km/hからは110Km/hまでは10Km/h単位で、
115Km/h−135KIm/hまでをAT専用に2.5Km/h単位で
その後は10Km/h単位で設定できるようにしました。
この点をプログラムで修正しました。

***注意
設定速度の最低は4ATのシフトタイミングにより125Km/hより高くしなければなりません、
しかし、車種によって、125Km/hで1段目のリミッターブースト低下するものが有ります、
ターボの場合、このリミッターカッターをと取り付け前と後の110Km/hから140Km/hまでのフル加速の速度の上昇が
変化が無い場合は、ブースト低下の制御が動作している可能性が有ります、
その時は、EVC(ブーストコントローラ)の取り付けや
ターボのウエストゲートの動作を停止させれば、もう少し最高速が伸びるかもしれません

*設定変更の方法、4AT
ラパン4ATの場合
設定モードにすると、設定スピードをスピードメーターに表示するようにマイコンで
プログラムしてありますが、針がふれないと報告が有りました、現在原因を調べています、
設定の変更は注意してください。問題有りませんでした。

*その後、スズキでラパンのサービスマニュアルを見ました、エンジンルームにECUがある車は、
スピードセンサーが、AT、MTで同じ部品です、
だから、問題なく、スピードメーターが設定に使えることが解りました、
リミッターカッターを設定モードにして、スピードメーターを見ながら、車を1メートルぐらい、
動かすと、スピードメーターが動く所が有りますから、設定速度を確認して見てください。

*マイコンのクロックの初期誤差が有りますので設定速度が、前後5パーセントの誤差がある場合が有ります。

*動作の確認の仕方*
ATの場合は、高速道路で設定速度あたりで走行して、設定速度の時アクセル全開で
ギヤが変化しないかどうか確認してください。

その後、限界の速度をためしてください。
ケースはMT用と同じ物です。



取り付けの方法は今までと変わりません、







  価格8000円
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